明日に迫ったテストの勉強、昇進に必要な資格の勉強、週明けまでに用意しないといけないプレゼン資料など、「これはしないといけない」とわかっていてもやる気が起きずにダラダラと過ごしてしまう。
そんなこと経験ってありますよね?
これはどんな人にでも起こることであって、勉強ができる人や仕事ができる人であっても、絶対に「やる気がでない」と思ってしまったことは何度もあります。
しかし、やる気が出ないままの状態で無駄に時間を過ごしてしまう人と、やる気が出ない状態からいち早く抜け出してやるべきことをやる人では、その後の人生で得られるものが大きく変わってきます
そこで今日は「どうやってやる気のない状態から抜け出すのか?」という問いにお答えしていこうと思います。
「なかなか行動できない・・」
「ついつい先延ばしにしてしまいがち」
「明日やろうは馬鹿野郎と言われても明日に回してしまう」
という人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
一番簡単でラクチンなことをする
やるべきことが仮に3つあったら、3つ全部やろうと思わないことです。
やる気がない状態ではどれだけ頑張っても普段の状態と比べたら効率は落ちています。
例えば、頭がシャキっとしている時に読む本はスッと頭に入ってきますが、睡魔が襲ってきて気を抜けば寝てしまいそうな状態に読む本は全く読み進められないし、頭にも一切入ってきません。
それくらい能率や効率が落ちているのと同じ状態なので、全部やろうとせず「どれか1つだけをやる」と目標を下降修正するようにしましょう。
できることなら「一番簡単で、労力がかからず、すぐに終わる、ラクチンなもの」から始めるといいですよ。
そして、「3つしないといけないのに1つしかできなかった」と自分を責めるのはやめましょう。
自分を責めるとまたそれだけでやる気が下がります。
やる気がない状態なら本来は1つもやらない可能性もあったのですから、「1つできた自分を褒めたい」と思うようにするといいですよ。
ちょっとだけやる、全部やらない
先ほど「全部やろうとせずに、1つだけやるように決める」という話をしましたが、もっと言うと「1つを最後までやらなくてもいい」のです。
例えば、
1-1
1-2
1-3
1-4
1-5
という風にやるべきことのゴールがあったなら、とにかく「1-1だけやろう」と思ってやり始める。
やる気がない時に何かをやり始めようとするとものすごいエネルギーが必要になります。
ですので、まずは一番小さい目標である「1-1だけやろう」と思ってやり始め、やっていく中でやる気が戻ってきたら「1-2」「1-3」と進めていけばいいのです。
別のやり方で言うなら「とりあえず10分だけやろう」とか、「全体に目を通すだけにしておこう」とかでも構いません。
先延ばしにするのではなく、ほんのちょっとでもいから前に進ませてみるというイメージですね。
動き出せばやる気も戻ってくる
今回の話を聞いても「やる気をない時に何かするのは面倒だな」と感じた人もいるでしょう。
それは当然の感じ方で、僕だって「面倒くさい」「やる気でない」と思いながら、重い腰を上げています(苦笑)
しかし、少しやり始めると坂道でボールを転がすかのように、少しずつスピードに乗って、自動的に進んでいくようになります。
人間のやる気も不思議なものでそういう風になるメカニズムがあるので、最初はエネルギーを使いますが、「めんどくさいけど5分だけ我慢してやろう」と小さなステップを踏むことで、気づいたら1時間2時間と集中してやっている・・なんてことも十分にありえますよ。
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