「もう嫌だ!こんな会社辞めてやる!」
「この先のことを考えるなら転職もありえるかも」
・・なんて思ったら絶対に使っておきたいサービスの1つが「転職エージェント」です。
名前はよく聞くし、ネットで調べたら出てきますが、どんなものかイマイチわからないし、どういう感じで進んでいくのかがわからないという人も多いかもしれません。
しかし、もしあなたが「転職してみようかな」と少しでも頭に浮かんだのなら、実際に会社に辞表や退職届を出す前に転職エージェントを利用して、転職の準備をしておくことをオススメします。
なぜなら自己流で転職活動をするのはかなり非効率だからです。
既に他の会社からオファーがあって内定みたいなものがあるなら別ですが、何のコネもツテもない状態で転職活動をすると、結果的には今いる会社よりも給与や待遇が落ちる可能性の方が圧倒的に高くなります。
そんなことになれば何のために転職したのか分かりませんよね。
もちろん、転職エージェントを使ったからといって自分の理想に合った職場に行けるかというと必ずしもそうではないですが、自分で探すよりも良い条件の会社を紹介してもらえることもありますし、自分の理解を深めたり、業界の情報を得るためにも役立つので、できることなら転職エージェントの力を借りた方がいいでしょう。
転職エージェントって何をするところ?
そもそも転職エージェントはどういうことをやっているのかというと、サービスに申し込むと担当のキャリアアドバイザーと面談をし、自分が望む会社や待遇や職種などを伝え、それを元に案件を紹介してくれるという流れです。
他にも履歴書や職務経歴書などの添削をし、より自分の良さをアピールするためのサポートもしてくれます。
特に職務経歴書は決まったフォーマットがなく、ある程度自由に書いてもいいもののため、ネットで調べた情報を元に自己流で作る人も多いです。
僕も自己流で書いたのを添削してもらったことがありますが、見違えるほどよくなりました。
マイナビなどの転職サイトはあくまでも自分が応募するだけのものですが、転職エージェントは応募だけでなく応募前や応募後もフォローしてくれるので、今すぐ転職するという状態でない人も一度はお世話になっておくと、自分の今の市場価値を理解できるので今後の活動にプラスになるますよ。
転職エージェントの最大のウリ、非公開求人
転職エージェントで一番のメリットは「非公開求人」があるということです。
その会社独自の繋がりがあり、一般的な転職サイトには載らないような求人を紹介してくれることもあります。
非公開求人は企業側が「こんな人がいたら紹介してください」と伝えており、その条件に合った人を転職エージェント側が精査し、あなたのこれまでの経験とマッチしていたら企業に紹介するという流れです。
そのため、一般的な応募くらべて書類審査をクリアする確率が高まったり、採用ステップを一部省略して進むなんてこともあります。
僕の体験談で言うならIT系の職種に転職する際、日本で最も人気で規模のあるスポーツのメインサイトを作る企業の案件を紹介していただきました。
残念ながら僕のスキル不足により不採用となりましたが、自分で探していたらそんな大きな企業にアクセスすることすら難しかったでしょう。
転職エージェントのメリット&デメリット
転職エージェントを使うメリットは「担当者が自分の代わりに動いてくれる」という点です。
仕事をしながらの転職活動というのはなかなか大変ですが、転職エージェントを使えば自分に合うような案件を次々に紹介してくれます。
それを見ながら「うーん、この案件はパス、こっちの案件は応募しよう」と選ぶことができますし、細かい交渉も担当者がやってくれますので、かなり時間と労力の短縮になります。
逆に転職エージェントを使うデメリットとしては「あれこれと頻繁に連絡が来るのが面倒だ」と感じることです。
担当者としては何としてでも転職を成功してもらいたいという強い思いがあるため、やはりサポートにも熱が入ります。
ですので、2~3社くらい登録していると「この案件はどうですか?」とか「当社サイトの案件情報を確認してくれましたか?」とか「先日の案件はどうされますか?」という風に、電話やメールでの連絡が頻繁にやってきます。
それに対応するのがストレスだと感じる人、マイペースに転職活動をしたいという人には、転職エージェントの熱心さが逆にストレスになるかもしれません。
転職エージェントの利用に必要な費用は?
転職エージェントに利用する費用は基本的に無料です、ゼロ円です。
転職エージェントにお金を払うのは企業側で、採用が決定して半年間や1年間継続して働いた場合、企業が転職エージェントに報酬を支払います。
つまり、きちんと採用されて、継続して働く人を紹介しないと、転職エージェント側もお金にはならないということです。
そのため、企業側の要望に合った人、きちんとマッチする人、すぐに辞めない人、こういう人を紹介する必要があるため、転職エージェント側も熱心に活動しているのです。
ですので、「せっかく良くしてくれた担当の人の案件だし、断るのはなんか辛いな」と思う人もいるかもしれませんが、無理して入社して「やっぱり合わない」と辞められる方が転職エージェント側にもダメージが大きいですし、あなたも自分に合わない転職をしてしまうことになり、誰も得をしないという世界がを作らないためにも「合わない」と思えば遠慮なく断りましょう。
転職は「相性」が一番大事
転職エージェントを利用する時は複数の転職エージェントを使うようにしましょう。
会社によっては得意なジャンルは異なりますし、担当者との相性もあります。
例えば、自分がIT系に行きたいと思っているのにIT系が弱い転職エージェントに登録しても、なかなか転職がうまくいきません。IT系が強い転職エージェントを利用しましょう。
逆に「今の業種以外も視野に入れたい」という人は、それこそ複数の転職エージェントに登録することで、自分では見つけることができなかった意外な案件に出会う可能性が高まります。
とにかく担当者も企業も相性がとても大事です。
相性の合う担当者や企業を探すためにも、色々な転職エージェントを利用することをオススメします。
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