「もういい!こんな仕事辞めて転職してやる!」と思った時、必ずと言っていいほど転職しようと思った理由があります。
なんとなく「今日は何か気分がいいから転職しよう」と思って、転職活動を始めるなんてことはないはずです。
そして、基本的には本音を話すと、転職の理由の大半はネガティブなものが多いはずです。
ということで今回は、転職の理由の本音トークでご紹介していきます。
一番多い理由は「人間関係」
最も多いのは「職場の人間関係」です。
大企業であれば部署異動や転勤という形で何かしら人間関係が変わる機会がありますが、中小企業で働いた場合は入社から退社までほぼ変わらないメンバーで過ごさないといけないなんてこともあります。
相性のいい人と出会えればラッキーですが、もし全く相性の合わない相手だった場合、仕事をしている間はずっと苦痛を感じる時間を過ごすことになるでしょう。
1日8時間という苦痛の時間、それがずっと続くとなれば誰だって転職を考える原因になりますし、転職しようという強いエネルギーの源になります。
ある調査では「多少給料が低くても人間関係がよければ勤務年数が長くなる」というデータもあります。
そういう意味で給料や労働条件も大事ですが、最終的には「人間関係」が大きな要因になるのです。
キャリアと好待遇を求めた転職も
そこそこ満足できる条件、そこそこやりがいのある仕事、特に苦痛を感じない人間関係、こういった状況であれば「まぁ、いいか、これでも」と思ってしまうかもしれません。
しかし、向上心のある人は現状に満足できず、自分の将来のためにステップアップの転職をすることがあります。
ステップアップできれば今よりも良い条件、今よりも良い待遇を求めることも可能です。
もし、そこそこ満足できる条件、そこそこやりがいのある仕事、特に苦痛を感じない人間関係であっても、今よりも給料が高いとか、休みが多いとなれば、多くの人はそちらの会社に転職したいと思うはずでしょう。
不本意な理由での転職もある
時には「自分はまだこの職場で働きたい」と思っていても、働けなくなる場合があります。
例えばリストラや病気、他にも介護など家庭の事情、女性なら結婚や妊娠、夫の転勤などもこれに入ります。
こういった不本意な転職をする場合、どうしても条件が以前より悪くなったり、派遣やアルバイトでしか採用されないということも起こりえます。
自分ではコントロールできない部分ではあるので、もしこういった事態になった時のことを想定しておくことをオススメします。
自分の気持ちにウソはつけない
あなた自身が今の仕事が好きだったとしても、新しく変わった経営陣や上司によって仕事の方向性ややり方がガラッと変わることもあります。
例えば、今まで「顧客満足を第一に」というスローガンでやっていたのに、新しく変わった経営陣や上司が「顧客満足よりもまず利益!」というスローガンにした場合、あなたの中でそれをスムーズに受け入れることができなければ、仕事をしながら葛藤を抱えることになるでしょう。
そして、そのストレスが原因で「転職しよう」と決意する可能性は十分あります。
ただ、この理由の場合は転職活動の面接時にはそっくりそのまま言うのは避けた方がいいでしょう。
あなた自身にはその気はなくても、前職に対する悪口に聞こえる可能性もあるので。
本音を押し殺して、建前とはいえ前向きな理由で活動をしていることをアピールする方がいいですね。
4つの根本的な理由
転職するにあたって色々な理由がありますが、やはり多くの原因は、
・人間関係
・お金(=給料が安いなど)
・時間(=長時間労働で自分の時間がない)
・価値観(=仕事のやり方が受け入れられない)
という4つに絞られてきます。
全ての条件を満たす仕事というのはなかなかないのかもしれませんが、自分が妥協できるものと妥協できないものを明確にすることで、「仕事を続けるか、仕事を辞めるか」の線引きがハッキリとしてきますよ。
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