長年その職場に勤めていると、当然ですが退職する人も出てきます。
その人たちを見ていくと何かしらの共通点や辞める前のサインみたいなものがあることに、あなたは気づいたでしょうか?
今回は仕事を辞めたいと思っただけでなく、本当に辞めていく人がしていることをいくつか紹介していきます。
「俺、来月で辞める」と聞いても「あー、やっぱりか」と思う人というのは、もうその前から辞めるための準備をしていたり、辞めるオーラが出ていますよ。
仕事に対しての意欲が下がる
一番多いのは「仕事の精度が落ちる」ということです。
例えば「遅刻が増える」とか「仕事の進みが遅くなる」、他にも「仕事を先延ばしにする」「ありえないミスが増える」など、今までならきちんとやっていた仕事に対してのミスが多くなってきます。
仕事を辞めると決めると今まで張っていた糸がプツンと切れたような感じになり、モチベーションも一切上がらない、そんな状態になります。
また在職中に転職活動をしていると、そちらの方に意識や時間を取られるので今の仕事に対する自分の気分やエネルギーをできるだけ節約しようとするため、どうしても仕事が遅くなったりありえないようなミスが増えます。
会社の人間関係がうざく感じ始める
職場の人間関係も少しずつ疎遠になったり、ギクシャクしたり、揉めたりすることも増えます。
先ほども話したように仕事のモチベーションが下がっているため、どうしてもミスが増えたりします。
その点に関して注意されても「どうせもう辞めるし」という気持ちがあり、それが全面に出てしまうと「反省がない」とネガティブな印象を与え、それがギクシャクな雰囲気を生み出します。
また、できるだけコミュニケーションを取らないようにするので、話しかけにくいオーラが出たり、積極性がなくなったり、意欲的な発言も少なくなってきます。
そして、本来は会社の雰囲気や社風に合った人を採用するものですが、その雰囲気にドンドンと合わなくなってくるため、何か浮いているような感じがあったり、その場にいても違和感がある、そんな空気が出てしまいます。
できるだけ有給を使おうとする
有給休暇の使用率が上がります。
辞めてから残っている分を使用するというパターンもありますが、転職の兼ね合いもあり、できるだけ在職中に使える分は使おうとすることが多いです。
ですので、今までほとんど使っていなかった有給休暇をガンガン使うようになれば、それは仕事を辞めるサインだと思った方がいいでしょう。
その気持ちはもう止められない
もしかしたら上記で話した内容を見て「うわ、俺(私)のことだ」と思った人もいるかもしれません。
口で「あー、仕事辞めたい」と言っているうちはほとんどの人は辞めませんが、本当に辞める人は黙々と、静かに、水面下に準備をして、淡々と辞めていきます。
一度「もう無理、辞めよう」と強く決心してしまうと、その気持ちはなかなか元には戻りません。
でも、それは必ずしも人生においてマイナスということではなく、新しいステージへの第一歩として捉えましょう。
今いる会社が人生の全てではありませんし、他にもあなたが輝ける場所はあります。
それを念頭に置いた上で、思い切って仕事を辞めて転職するのもありだと思います。
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