就職活動や転職活動で必要な履歴書ですが、未だに「履歴書は手書きじゃないとダメ」という風潮があります。
理由を聞いてみると「手書きの方が誠意や本気度が伝わる」というオカルトな理由や、「手書き指定だから」という企業ルールが反映されているものもありました。
では実際に履歴書を書く場合、どうするのが正解なのでしょうか?
相手に好まれるためにどうするかを考える
結論から言うと「その会社によって変えろ」としか言えません。
例えばあなたが女性だとして、好きな人ができたとしましょう。
その好きな人が「かわいい系」が好きなら少しでもかわいい系のファッションを取り入れようと思うでしょうし、逆に「ギャル系」が好きならギャル系にチャレンジしようと思うかもしれません。
このように相手に好かれようと思って、その相手の好みに合わせるというのは恋愛でもよくありますが、この感覚と一緒です。
手書き重視の企業&PC作成OKの企業の傾向
一般的に東京などの都市部、ITやWEB系、ベンチャー企業などはPCでの履歴書作成に関してOKなところが多いです。
逆に地方の企業、昔ながらの古い体質の企業(金融・保険・老舗企業)など、他にも社外の人間に文字を書く頻度が高い職種などは手書きの履歴書を求める傾向はあります。
もちろん、企業的にはOKであっても採用担当者や人事担当者の年齢や性格でも変わってきます。
若い担当者は「PCでもいい、読めたらそれでいい」という人もいれば、年配の担当者は「手書きじゃないとかありえない」という人もいます。
あなたの価値観や人生観で決めましょう
最終的には「自分がどうしたいか」で決めましょう。
古風で柔軟ではない企業でもいいなら手書きを推奨するところを選ぶといいですし、そんなところに捉われない柔軟性や効率性を重視したいならPCでもOKというところを選ぶといいでしょう。
僕自身の話をすると「履歴書を手書きとか非効率すぎて吐きそうになる」と考えるタイプだったので、全ての企業をPC作成の履歴書で行きました。
その結果として書類選考で落とされたところもあるでしょうけれど、「今のご時勢、手書きの履歴書に熱意や温かみを求める企業なんてそのうちダメになる」という思いがありましたし、もしそういうところに行っても遅かれ早かれストレスに苛まれるだろうと考えていたのです。
もちろん、これは万人に勧める方法ではありませんが、「魔よけ」みたいなもので自分にとって不利益なものを寄せ付けないという意味でも、昭和な価値観の企業をブロックしたいと思うならPC作成の履歴書で挑むのもアリですよ。
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