新卒入社にしても転職にしても、新しい職場に行く時ほど不安なものはありません。
僕も何度か仕事を変えていますが、毎回初日の朝は緊張しながら行っていました。
面接などを通して少しは職場の雰囲気やどんな人がいるかを知る機会もありますが、やはり実際に働くとなると色々な不安が出てきますし、それは当然です。
「どんな人がいるのだろう?」「どんな雰囲気だろう?」「気難しい人ばかりだったら嫌だな」と考えてしまいますし、一度それを考えるとドンドンと不安が出てきます。
だからといって「行かない」という選択肢はないので、今回はできるだけその不安を減らすための方法についてお話していきたいと思います。
最初の印象が肝心
とにかく最初の印象、ファーストインプレッションがその後を作ると言っても過言ではありません。
ですので、まず大事なのが「挨拶」です。
ほど良い笑顔と元気な声で挨拶しましょう。
相手の態度や対応が悪くても気にすることはありません。
人によっては人見知りだったり、味方と認定しない人には余所余所しくなる人もいます。
相手がどう思うかではなく、自分が積極的に「敵意がない」ということを見せることで、自然と相手の態度も柔らかくなっていきますよ。
入社直後の飲み会には参加する
入社して1ヶ月以内くらいに上司から個別に誘われたり、部署内全員での歓迎会が行われたりします。
そういった飲み会にはよほどの用事がない限りは参加するようにしましょう。
何でも最初が肝心なので、それ以降の飲み会は適度に断っても構いませんが、最初の飲み会だけは「いきなりそういった場は・・」と尻込みせずに頑張るポイントです。
飲み会に行ったからといって別に自分をよく見せようとする必要はありません、ニコニコしながら周りの人を観察しておきましょう。
この職場での人間関係をドラマの相関図を作るイメージで、情報収集していくことを第一の目的にしてください。
「AさんとBさんは仲が良い」「CさんはDさんのことをあまり良く思っていない」「Eさんは周りを気にするタイプ」「Fさんは自分語りが多い」など、何かしらの情報を得ることができますし、それは今後の仕事でも大いに役立ちます。
全員と仲良くやるなんてのは無理
これが一番大事なのですが「全員と親しくなろうとしない」ということです。
どうしてもウマが合わないであったり、言い方が気に食わないという人は存在します。
そういう人に対してケンカ腰に話しかける必要はないですし、波風立たずに1日8時間を過ごすだけのコミュニケーション力があればやり過ごせます。
それよりも「どういう人と合うか」「この人はこういう感じに接すれば機嫌がよいか」などをリサーチして、できるだけ無難な人間関係を築き、その中で本当にウマが合うという人と仲良くすればいいと思いますよ。
1ヶ月耐え切れば意外と何とかなる
どれだけ頑張っても最初に1~3ヶ月はお客さんというか部外者という感じで相手が接してきますし、仲良くしようとしてもぎこちない部分はあります。
しかし、半年もしてくればウマが合う人も見つかりますし、最初の印象と違って良い人だったということもあります。
「不安に感じるのは最初の1ヶ月だけ」と思って、とにかく最初は一生懸命仕事を頑張ることだけに集中していれば、知らない間に不安はどこかに飛んで行ってしまってますよ。
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