働く女性には必ず何かしらの悩みを抱えています。
女性だからこそ、男性にはない悩みもたくさんあります。
そこはどうしても男性にはわからない話もありますので、これを読んでいる男性は「女性はそんなことに悩んでいるんだ」ときちんと理解するためのキッカケとして、女性は自分自身が抱えている悩みを解決するためのヒントとして、この記事を読んでいただければと思います。
結婚に対する焦り
女性だからといって誰もが結婚するために就職をしたわけではありませんが、働き出して何年かすると結婚を意識する年齢になってきます。
その会社の規模や人の流れを見て、その職場で結婚相手が見つかるかどうかというのは、やはり何年かすればだいたい見えてきます。
もちろん新入社員が入ってくるので、人の流れがゼロになるということはありませんが、だからといって毎年何百人も新入社員が入ってくるわけでもなければ、あなたがいる部署や店舗にあなたの好みの男性が来るとも限りません。
そのためどうしても職場での出会いがないという風になってしまう。
そしてそのまま年齢を重ねていって、アラサーになってくると結婚への不安が高まっていく。
出会いが少ないとそれだけチャンスがないわけですから、ドンドンと焦ってしまいます。
かといって婚活のために転職するというのも非現実的ですので、「結婚できるのか?」という不安は年々大きくなっていくでしょう。
仕事と家庭のバランス
今は政策として「管理職の何%は女性にしないといけない」というものもありますが、それでも女性が昇進するスピードが遅かったり、昇進できる地位に限界があるのが一般的です。
目指すキャリアはあってもそのためには結婚は大丈夫でも、妊娠や出産は時間のロスになってしまう。
そのため子どもを諦めるなんてこともあるでしょうし、結婚したパートナーの方が子どもを望んでいた場合はそれが原因で離婚になるなんてこともあります。
また、それだけ色々なものを犠牲にしたにも関わらず、そのキャリアの門が開いていないとか、小さすぎて入り込めないとなれば、その後の絶望感はとんでもないものになりますし、過ぎ去った時間はもう元には戻りません。
女性の場合は妊娠や出産にある程度のタイムリミットがあり、それに対して日本企業の仕組みやサポートが対応していないのが現状です。
仕事と家庭の両方を選び取れるのは本当にほんの一握りの女性しか難しいと個人的には思いますし、どこかで将来を見据えて決断する必要があると考えます。
結婚後や出産後も仕事を続けられるか?
女性にとって人生の一大イベントの1つが結婚と出産です。
特に妊娠・出産となれば、一定期間は仕事ができませんので産休や育休を取らないといけません。
しかし、日本の企業ではまだまだこの辺の整備が不十分で、子育てした後に会社に戻りたくても同じキャリアでは戻れないなんてことも普通にあります。
少しずつその流れは変わってきていますが、世の中の人の考え方が変わるまではまだまだ時間はかかります。
必ずある人生のイベントに会社が対応できていない
これは女性に限った話ではないですが、女性は特に妊娠や出産などがあるため、ライフステージが急に変化するということがあります。
しかし、日本の企業や社会風土はそのライフステージの変化に対応していません。
結婚であればまだそこまで問題や仕事への影響はありませんが、妊娠・出産となれば一気に変わってしまいます。
そのケアを積極的に行う会社というのはまだまだ多くありません。
決定権を持つ人たちが「子どもは女房に押し付けて、仕事だけをやってきた世代」ですし、この人たちの頭の中が変わることはもうないので、次の世代の経営者や若い経営者に期待するしかないでしょう。
個人としての対策は「事前に準備しておく」しかないですね。
その時に悩みや不満があっても、慌てて行動したとしても「時すでに遅し」となってしまうこともありますので、
「もしこうなったら・・」と考えておくことが重要になってきます。
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