自分に自信がある人というのは、自分のことが好きだと自信を持っていえる人だと思います。
あなたは自分のことを好きだと自信を持って言えるでしょうか?
もし「できる!好きだ!」という人は魅力的に見える人なのでしょう。
しかし、多くの人は「好きとは思えない・・」「自信がない・・」と答えてしまいます。
でも、そんなことを言いながらも心の奥底では「自分のことが好きになりたい」「もっと自信がほしい」と考えています。
では、どうすれば自分を好きになり、自信を持つことができるのでしょうか?
今回はその方法についてお話していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
当たり前にできることをもっと褒めてあげる
自分のことを好きになれないという人は基本的に「減点法」の考え方で物事や出来事を見ています。
つまり、「できたことは当たり前、誰にでもできる。できなかったことは大問題、他の人はできるのに自分はできてきない、ダメだ」と考えてしまいます。
この考え方だとどうしても自分の悪い点ばかりにフォーカスが当たり、欠点や失敗ばかりが記憶に定着します。
人間は失敗することはありますが、10個あれば10個全部が失敗ということはあまりありません。
どれだけダメだと思っていても1~2個はうまくいっているものです。
まずはその1~2個の成功をそれが小さな成功だったとしても、きちんと認めて自分で自分を褒めてあげる。
今できていることやできている自分を認めて受け止めてあげて、1つずつできることを増やしていくようにしましょう。
完璧な人はいない、コンプレックスを受け入れる
「なくて七癖」というように、どんなに完璧な人でも癖をいくつか持っています。
そして、その人にとってはその癖がコンプレックスだということも多々あるのです。
ですので、もしあなたにコンプレックスがあったとして、それが努力ではどうしようもないものであれば、それを受け入れて、その部分が輝くようにできないかを考えたり、その部分が隠れてしまうくらい別の部分を輝かせるように意識を向けるといいでしょう。
例えば、背が低いというのは成長期を過ぎてしまうとどうしようもありません。
男性なら「背が低いからモテない」と悩んでしまいますが、そこをカバーするくらいの別の要素、例えば優しいとか気が利くとか、お金を稼ぐとか話が面白いとか、別の要素を高めていくことで背が低いことがマイナスになりにくくなります。
自分を好きになれない原因がコンプレックスだと悩む人は多いです、僕も色々なコンプレックスがありました。
でも、それでも「そんなあなたが好き」と言ってくれる人がいます。そんなコンプレックスを気にしないという人がいます。
そういう人がいても、まだあなたがそのコンプレックスに悩み続けますか?
できることとできないことを区別する
「変えることのできるもの」「変えることができないもの」をリスト化して、きちんと区別するようにしまよう。
自信がない原因や自分を好きになれない原因を紙に書き出して、「変えることのできること」「変えることができないこと」に分けます。
「変えることができないもの」で言うと、先ほども例に出した身長は成長期を過ぎると伸ばすのはなかなか難しいです。
「変えることのできるもの」は例えば、口下手とかトークが苦手とかですね。これは努力次第でそれなりのレベルにすることはできます。
このように自分の力でコントロールや改善できるものとそうじゃないものを区別して、変えることのできるものだけにエネルギーを費やすようにしましょう。
どうやっても変えることができないものにあれこれ時間やエネルギーや思考を使っても、疲弊していくだけで何のプラスにもなりません。
筋トレやダイエットのようにじっくりと取り組む
自分を好きになることや自分に自信をつけるためには「受け入れる勇気」と「焦らない心」が必要です。
今回話した内容を毎日実践することで、筋トレと同じように少しずつ心の筋肉がついてきます。
焦ってしまっては効果は出ませんので、筋トレやダイエットのように3ヶ月や半年のペースでじっくりと取り組んでいきましょう。
その代わり、3ヵ月後や半年後には今の自分では想像できないような、今とは全く違う自分に変わっていると思いますよ。
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