「頑張っているのにうまくいかない」「何をしても失敗する」など、何もかもがうまくいかなくて嫌になるという経験はありませんか?
そんな時、あなたはどうしているでしょうか?
何もかもうまくいかないからといって自暴自棄になるのは人生を無駄にしてしまう行為ですが、だからといってうまくいっていないのだから「何をやっても無駄」「努力なんか無意味」と思ってしまうのも事実です。
そこで今回はなかなかうまくいかない、何をしてもうまくいかないという時に、すぐに立ち直る方法を紹介していきます。
うまくいっていない自分を認める
うまくいかない時に自分がうまくいっていないというのを認めるのはなかなか難しいです。
特に若い時ほどそういう傾向にあると思います。
しかし、そこでうまくいっていないと認めることで道が開けることもあります。
うまくいっていないと認めるからこそ、「じゃ、うまくいくにはどうしたらいいだろう?」と一歩立ち止まって考えることができますし、アドバイスをもらおうと考えることができます。
認めたからといってあなたの価値が下がったり、プライドが傷つくことはありません。
「それを認めたからこそ、そして認めた後にどうするか」、こちらの方を人は見ています。
長期的に考えて、チャンスをうかがう
うまくいかないことがあってそれを挽回しようと躍起になる気持ちはわかりますが、どうしてもすぐに挽回できないことも世の中にはたくさんあります。
それこそ時間が解決してくれるじゃないですけど、じっくりと時間をかけたことで再チャレンジできることもあります。
ですので、焦る気持ちを抑えて、冷静に考えることが大事になってきます。
そして、次のチャンスに備える。
今度は失敗しないように自分自身の能力を高め、周りからの協力もらえるようにし、次のチャンスで一気に逃さず掴めるように準備をしておく。
そういう長期的な視野も大切です。
相手と比較しない
自分はうまくいっていないのに、他の人はうまくいっている。
こういう時ってどうしても比較してしまうし、自分の劣っている点をたくさん見つけて落ち込んでしまいます。
しかし、それはあまり意味がありません。
なぜなら本当はそれをやる前から、あなたと相手には大きな差ができていた可能性も十分にあるからです。
例えば、高校で陸上部に入ったとしましょう。あなたも相手も初めての陸上部とします。
しかし、あなたは圧倒的な差を見せ付けられて敗北してしまい、相手は新入生ながら大会メンバーに選ばれました。こんな話があったとします。
ところがその相手は中学時代に野球で全国に行ったこともあるスポーツエリートで、あなたは普通の公立で帰宅部をしていた。
こういう場合スタートが同じであっても、それまでに蓄積している経験や技能には大きな差があります。
そして、意外とこういうことはあちこちで起こっていますので、相手と比べて劣等感を感じるよりも、「相手が優れているところはどこか?」「自分でも勝負できるところはどこか?」と考えた方が、状況を打開する建設的な考えを持つことができますよ。
現状分析をして、自問自答する
何もかもうまくいっていない時はネガティブな感情を抱くし、マイナス思考にもなります。
しかし、一度立ち止まって考えてもらいたいのです。
「本当に全てうまくいっていないのか?」と。
もしかしたら1つだけうまくいっていたり、うまくいくための糸口があるかもしれません。
また、頑張ったら挽回できることもあれば、成り行き任せにすることもありますし、グッと耐えて機会を伺うこともあります。
まずは現状を分析し、何があって何がないのかを確認し、その上でどうしていくかを考えて、色々な方法を試してみてください。
その中にきっとあなたの人生の財産となるであろう体験を得る機会もあると思いますよ。
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