年末年始やGWなどの大型連休になるとどうしてもハメを外してしまい、昼夜逆転したり生活リズムがバラバラになることってありませんか?
生活リズムが狂ってしまうと寝ないといけない時間なのに眠くなく、もうすぐ起きないといけない時間になってようやく眠くなるなどの症状がでてきます。
その結果として睡眠不足になったり、寝れないことがストレスの原因になり、自律神経失調症やうつ病などの原因にもなってしまいます。
生活リズムをさらっとすぐに直すことができればいいのですが、そう簡単にはいかないものです。
「生活リズムをよくする」ということは誰もがわかっていることですが、なかなかできないという人も多いでしょう。
ですので、今回は生活リズムを改善するための方法をご紹介していきます。
朝型人間と夜型人間
生活リズムには2種類あって、「朝型人間」と「夜型人間」です。
一般的には朝型人間が良いとされており、「朝活」なんて言葉も一時期流行りました。
学校や仕事は朝から始まるので、朝型人間の方がそのリズムにスムーズに乗ることができます。そのため朝型人間になるのが良いとされています。
しかし、最近の研究で「人口の一定数は夜型人間タイプである」というのがわかりました。
これは石器時代などで洞穴生活をしている時、朝型人間は太陽が昇ると同時に狩りに出て行く人たちでしたが、夜型人間は皆が寝静まった後に周りを警戒して警備する役目を持っていた人たちでした。
つまり、朝型人間が良くて夜型人間が悪いというのは大きなウソで、どちらも重要な役割を持っていたのです。
ですので、「自分は夜型人間だからダメなんだ」と落ち込むのではなく、自分がどちら側の人間なのかを把握して、そのスタイルに合って生活を送れるような環境に自分を変えていきましょう。
例えば夜型人間だという自覚があるのであれば、朝9時から夕方5時までの仕事ではなく、朝11時から夜20時の仕事に変わるなど、自分が過ごしやすい環境に変えていくというのも検討してみる価値はあると思います。
起きる時間を一定にする
夜型人間だが今している仕事を辞めることは難しいし、できるだけ朝型人間の要素を取り入れたいというのであれば、「朝起きる時間を固定する」というところから始めるのがいいでしょう。
僕も20代の頃は休みの日の前は夜中まで遊んで、休みの日はガンガン朝寝坊するという生活でした。
しかし、それをしてしまうと夜眠れなくなり、次の日の朝起きるのが辛く、仕事のパフォーマンスも上がりません。
今はそうではなく休みの日でも一度はいつもの時間に起きて、それでも眠い場合は15~20分ほど仮眠を取るというようにしています。
そうすることで生活リズムが乱れる幅を小さくすることができるので、修正する時に起こる疲労感や辛さを軽減することができますよ。
体の内側から生活リズムを改善する
食事のルールというか決め事をしておくのもいいでしょう。
例えば「朝はどんな日でもスムージーを飲む」とか「夜は21時までに食べる、無理なら炭水化物は取らない」などの自分ルールを設定します。
それを実行することで食べ物を使った生活リズムを作り出すことができます。
例えば僕なら朝は絶対にウエイトダウンプロテインを飲んでいますが、それを飲むことで朝が始まったと脳と体に伝えます。習慣化していればそれがスイッチとなり、自然と朝になったと体と心が認識してくれます。
一喜一憂せず、淡々とやっていきましょう
「絶対にこの時間に毎日起きる」という強い意志を持って寝たとしても、なかなか習慣には勝てません。
少しずつ変えていくしかありませんので、一喜一憂することなく淡々とやっていきましょう。
また睡眠アプリを活用し、自分の睡眠時間や睡眠習慣を知ることも大切です。
自分がどの時間から眠りに入るのか、平均どれくらい寝ているのか、眠りが浅いのか深いのかなど、睡眠状態を知ることで「この時間にベッドに入って寝る準備をしたら、スッと眠れる」などがわかってきます。
あとは起きる時間から逆算して、何があってもベッドに入る時間のポイントを作って、それを忠実に実行する。
それを淡々とやっていけば、自ずと生活リズムは改善していきますよ。
この記事へのコメントはありません。