あなたの周りで仕事で何か予想外のことが起こったりうまくいかないことが起こると、すぐにフリーズしたりテンパってしまう人っていませんか?
仕事で結果を出すことで周りの評価も上がり、昇進や待遇が良くなるなどの期待が持てますが、テンパったりフリーズする癖のある人は、ここぞの時に実力が発揮されなかったり、ピンチの場面で頼りにならないというレッテルを貼られたりするため、どうしても評価が上がりにくいです。
では、どうすればテンパるのを抑えることができるのか、テンパる人の特徴や改善方を踏まえながらお話していこうと思います。
準備不足
テンパる人やフリーズする人の最大の原因は「経験不足」と「準備不足」です。
経験がないことはどうしても不安になってしまいます。しかし、誰でも最初はそうなってしまいます。
だから、それは場数を踏んで慣れるしかありません。
ですので、より深刻な問題であり原因は「準備不足」の方です。
準備と言うのは単純に仕事の準備をしていないだけでなく、今後の予想やA案やB案を用意したり、ゴールまでの過程をシュミレーションするなども準備に入りますし、心の準備にも繋がります。
準備をするというのは予想するということで、予想外のことが起こると過度の緊張やプレッシャーを感じて、脳の働きが鈍くなり、処理能力が落ちることでフリーズしたり、テンパってしまいます。
ですので、「予想外のことが起こった!」ではなく「起こってほしくなかったけど想定の範囲内」と思えるように、入念な準備をしておきましょう。
もしひとりで準備ができないなら、先輩や上司に聞くといいですよ。
体験談も踏まえて教えてもらえれば、かなりリアルにイメージできるので、起こったことに対してはドキドキしたり不安に感じるかもしれませんが、「ここ、進研ゼミでやったところだ!」みたいな感じで「これは話に聞いていたやつだ」と思えれば、少し心に余裕が持てます。
経験が少ない
「引き出しが少ない」というのもテンパったりフリーズしたりする原因のひとつです。
引き出しが少ないと不測の事態が起こった時にどう対処したらいいかわかりません。
この辺は経験から学んでいかないといけないのですが、経験だけで学ぼうとするのではなく先人の知恵を借りることも大切です。
仕事で何か問題が起こって初めて「この時にどうすればいいのですか?」と聞くのも大事ですが、それが起きる前に「もし○○になったとしたらどうしたらいいですか?」と仮定の話で、上司や先輩から過去の事例を聞いておくことで、何かあった時でもテンパる度合いを減らすことができます。
テンパった後のことを考える
人間やったことがないことや経験したことがないこと、そういう出来事に遭遇するとテンパってしまいます。
これは大なり小なり、誰にでも起こることです。
だから、テンパったりフリーズしたりすることが悪いことだと思い込まないでください。
その上で絶対に想定外のことが起こるという前提で、テンパったりフリーズして脳が動かない状態ではなく、正常に動く状態の時に「もし○○になったらどうしたらいいのか?」と考え、先人の知恵を借り、事前に対策を考えておくといいでしょう。
また、何でも自分ひとりで解決しようとせず、「困ったら○○さんに聞こう」という人がいれば、その分だけ心の平穏を手にすることができます。もちろん、その人に頼りっぱなしになるのはダメですが、精神的な余裕を作るためにも「困った時の○○さん」を見つけておくといいですよ。
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