仕事中に「○○さん、あれやっておいてくれません?」と言うと、「今やろうと思ってました!」という風にキレ気味に返事をされるなんてことありませんか?
また、昼休みにコンビニに昼食を買いに行ったらレジ前で「20歳以下に見えるって言うのか?」と怒っている中年や高齢者を見たことありませんか?
昨今は社会問題としてキレる若者が取り上げられていますが、実際にキレるのは若者よりも中年や高齢者の方が多いです。
ちょっとしたことでも我慢や辛抱ができずイライラを隠さずに誰かに当たったり、とにかく気に食わないことがあれば大声を出したりして恫喝するという人は一定数います。
こういう人に出会うとテンションが下がりますし、メンタルにも悪影響を与えます。
ですので、今回は遭遇した時の対策についてお話したいと思います。
もちろん、一番いいのは遭遇しないことですし、遭遇してもすぐに逃げることです(笑)
毅然とした態度で接する
女性だと難しいかもしれませんが、男性なら毅然とした態度で跳ね除けることが望ましいです。
「キレたら何でもうまくいく」というゴネ得をさせないためにも、毅然とした態度で「それはできません」と伝えることができたらベストです。
キレる人というのは自分が気に食わないことやうまくいかないことであっても、大声を出して怒鳴れば好転すると思っています。だから、しつこく粘るのです。
ですので、「いくら怒鳴っても粘っても無理なものは無理です」と相手の要求や期待を断ち切ることができれば一番いいと思います。
ただ、日本の企業というのはクレームから従業員を守るということはあまりせず、クレームに屈して要求を飲み、現場の人間に負担を強いるということを長年やってきたので、状況的に難しいというケースも多くでてくるかもしれません。
ひたすら下手に出る
キレる人の特徴のひとつに「熱しやすく冷めやすい」というものがあり、反論すると火に脂を注ぐというケースもあります。
例えば、単純に「あんたが謝ってくれたらそれでいい」「自分の非を認めたら、俺は納得して帰る」という人もいます。
そういう人の場合はどれだけ自分が正しいと思っていても、それをそのまま正論で突っぱねてしまうと泥沼化してしまうので、下手に出て頭を下げるという方法が有効です。
ただ、これもデメリットな部分もあり、上下関係がその場でできてしまい、今後同じようなことがあった時に不利になってしまう可能性もあります。
それ以外にも自分に非がないのに頭を下げるというのは、非常に強いストレスになりますし、プライドも傷つけます。
メンタル的には良いことはないので、あまり多様するのはオススメできません。
正当性を主張して排除する
すぐキレる人を改善することは難しいですし、その労力をかけること自体が無駄です。
ですので、何らかの形で排除するという選択もあります。
例えば、お店であまりにしつこく絡んでくるとか暴れるなら警察を呼んで対処してもらうとか、パワハラを受けているなら然るべき部署に相談したり、外部の専門家に相談するなどしましょう。
キレる人に対して絶対に効果的な手段というのはありません。相手の性格やタイプから判断し、最善の方法をその場で選ぶ必要があります。
どちらにせよ、相手の土俵に上がることはしてはいけないので、できるだけ冷静さや理性を保ち、常に自分の方が客観的に見て正当性があるという状況を維持しておきましょう。
何かあった時に立場が悪くならないようにしておくのが最優先です。
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