絶体絶命のピンチや逆境というのは誰にでも訪れます。
漫画やアニメであれば、そういったピンチに仲間が駆けつけたり、新しい力が覚醒したり、お助けアイテムで回避したりしますが、僕らの人生はそういつもうまくいくとは限りません。
いくら頑張っても思ったような結果にならなかったり、順風満帆に行っていたのに思わぬ邪魔が入ったり・・。
そんな壁や邪魔にあう度に「どうしてこんな不運が・・」「なぜこんなことに・・」と落ち込んでしまうこともあります。
いくら「気持ちを前向きに、ポジティブに」と言われても、そう簡単に前を向けないということもあるのが人間です。
しかし、その逆境を乗り越える強さを身につけた時、人はさらなる高みへ上ることができるのだと思います。
そこで今回は逆境を乗り越える方法をいくつかご紹介していきますので、ここぞの時のために頭の片隅に入れておいてください。
安いプライドを捨てる
自分ができないこと、力不足であることを認め、ちっぽけなプライドを捨てることが大切です。
嫌な人に協力を求めることもあれば、誰かの力を借りることもあります。
頭を下げないといけなかったり、カッコつけるのをやめることかもしれません。
他人から見たらちっぽけなプライドだったとしても、それがあるからこそ今までの自分は傷つかずに済んだ。
でも、傷つくことになってもそのプライドを捨てないと、状況は変わらない。
そういう時にちっぽけなプライドを捨てることができるか、それが大きな分かれ道です。
現状を分析し、優先順位を決める
逆境を乗り越えるためには現状分析も必要です。
何が必要で、何が足りないのか。
やるべきことは何で、今やるべきことでないことは何なのか。
優先順位をつけることも大切です。
そして、今目の前にある逆境を乗り越えるために必要なものだけをチョイスし、それを準備したり、それを扱えるだけの実力を備えるために努力する。
直接的に解決にならないようなこともあるかもしれませんが、間接的に解決に導いてくれるものもあり、急がば回れではないですが、何でもないようなことが回りまわって解決のヒントになることもあります。
とにかく少しでも逆境を乗り越えるために役立つものはないかと探し、できることを増やす努力をしていくことで自分が成長し、逆境を乗り越える自力を身につけることも方法の1つです。
個人ではどうしようもないことは諦めて、静観する
逆境にぶち当たった時、感情は大きく揺れ動きます。
何をやってもうまくいかないと八方塞がりになったように感じて、絶望を抱くかもしれません。
あれこれ現状分析をし、対策を練ってチャレンジして、逆境を乗り越えるよう努力しても、どうしようもないという時もあります。
そういう時は台風が過ぎるのを待つかのように、「ここはじっと耐える時」「じたばたしてもどうにもならない」「時間が解決してくれる」と、開き直って時間が過ぎるのを待つのも1つの手です。
個人の力ではどうにもならないということはあります。
世界情勢や社会情勢などは個人の力ではどうしようもありません。
国際ルールが適用されたら、個人がどれだけ対処しようとしても無理です。
これは極端な例ですが、それくらい個人ではどうしようもないという状況の場合は、じっと静観するのも方法の1つです。
逆境は大きな成長イベント
逆境は辛いです、しんどいです、心身ともにボロボロになります。
気持ちも心も感情も乱れます。
だからこそ、冷静になって対処するということが大切です。
言葉で言うのは簡単ですが、実際にその場にいるとなかなか難しいです。
しかし、それを乗り越えた時は人として大きな成長をしていますし、次に同じようなことが起こっても余裕でやり過ごせるだけの人間になっているでしょう。
この記事へのコメントはありません。