何とか就職活動を勝ち抜き、新卒で入社したのにも関わらず、もう転職したいと考えている人もいるかもしれません。
ただ、まだまだ日本では1つの会社に長くいることが良く、すぐに辞めたり別の会社に移ったりするのは悪いことだと考えられています。
そのため「とにかく3年は我慢して~」みたいな話もありますが、我慢して仕事を続けている人が一番損をしています。
例えば朝の通勤時や終電間際の電車に乗っているおじさんの顔を見てみてください、みんな疲れた表情をしています。
そして、このまま続けていけばあなたの未来もそうなる可能性は十分にあるのです。
自分のやりたいことや輝けることを探すことも大事ですし、若い時の方が色々と動きやすいです。
ですので、今回は新卒で入社したけれど転職したいと考えている人に向けて、その理由や対処法をお話していこうと思います。
新卒で転職したいと思ってしまう理由
転職したいと思う理由は数多くあります。
例えば、「給料が安すぎて実家から出れない。将来は独り暮らしや結婚も考えているが、この給料ではそれは不可能だ」とか。
他にも「世の中はGWで10連休とか言っているが、サービス業なので土日祝も関係なく働かないといけないし、連休も取り辛い。友達から旅行に誘われても行けないし、働くのが虚しくなる」というのもあるでしょう。
それ以外にも「仕事で拘束される時間が長すぎていつも帰るのが日付が変わる前、かといって次の日も仕事があるのですぐ寝ないといけないし、自分のための時間がなく、何のために生きているのかわからなくなる」という理由の人もいます。
このように「仕事内容」「給料」「ライフスタイル」「人生設計」などでミスマッチが起こっていると、何年目だろうが「このままでいいのだろうか?」と悩んでしまいます。
転職活動はしても、仕事は辞めない
新卒で転職したいと思った人もすぐに辞表を出すのはやめましょう。
新卒1年目というのは多少ミスをしても多めに見てもらえますし、ビジネスマナーなども教えてもらえる期間です。
給料も一番安い分、失敗してもそこまでリスクがないですし、会社や上司がある程度は責任を被ってくれます。
ですので、半年から1年は今後の転職活動で必要なものを学ぶための期間と思い、気楽に働きつつ、転職サイトを見たり、就職エージェントに相談するのがいいでしょう。
転職サイトを見てみると第二新卒を募集しているところもあります。
いきなり辞めてしまうと金銭的な面で困ってくるとどうしても焦って決めてしまいがちです。
そうなると結局、今の会社と同じようなことになりかねませんので、生活費は今の会社の給料でまかないつつ、金銭的にも気持ち的にも余裕を持った状態で転職活動を行うのをオススメします。
転職活動をやっていくうちに「やっぱり今の会社でもう少し頑張ってみよう」と思えるかもしれません。でも、先に仕事を辞めてしまっていたらそこに戻ることもできません。
逃げ道を断ち切るのも方法論のひとつですが、逃げ道があるから全力で立ち向かえるということもあります。自分がどちらのタイプなのかを考えて行動するようにしましょう。
人生どう転ぶかは誰にもわからない
新卒で転職したいと思うことは何も悪いことはありません。
我慢し続けて、体や心を壊してしまっては意味がないので。
しかし、僕自身も入ってすぐに「1ヶ月で辞めたい」と思ったところがありましたが、色々あって8年勤めたということもあります。
上司が変わって相性が良かったことで、辞めようという気持ちが薄れていきました。
何がキッカケで環境や状況、自分自身の気持ちが変わるかはわかりませんので、転職したいと思ったら今の仕事と転職活動を平行し、ベストなタイミングで転職した方がいいですよ。
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