あなたは「非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)」というのをご存知ですか?
実はこれ、コミュニケーション上達に非常に重要なことであり、これがダメな人は無意識に無自覚に相手をイラつかせたりしている可能性があります。
「なくて七癖」という言葉があるように自分では気づきにくいこともありますが、周りからそれとなく言われたことや注意されたことがあるものがあれば、積極的に改善していった方がいいでしょう。
「自分は特に何か変なことをしていない」と思っているにも関わらず、人から嫌われたり、人から避けられる場合は、確実に日言語コミュニケーションに問題があることが多いです。
あなた自身もなかなか気づいていない点だからこそ、改善されないままの状態が続いてしまいます。
2つのコミュニケーション
コミュニケーションには2種類あり、「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」があります。
言葉や会話など主に普段行っているのが言語的で、言葉以外のコミュニケーションを非言語といい、声や表情や振る舞いや服装などです。
人は「何を話すか」ではなく「誰が話すか」で判断することが多く、実際に話す言葉以外の要素で決めていることの方が多いです。
特に、
・視覚情報(見た目、雰囲気、しぐさ、表情など)
・聴覚情報(声の質、大きさ、テンポなど)
は大きなウエイトを占めます。
例えば、「はじめまして、田中太郎です」と自己紹介した時、
【1】明るく、笑顔で、ハキハキと挨拶し、目を見て会釈する人
【2】暗く、無表情で、下を向きながら、小声で話し、目を合わさない人
の2人の場合、【1】の人に好感を持つ人が大半です。
同じことを言っているのにも関わらず、言葉以外の要素で判断しているのです。
仕事や恋愛でも使える非言語コミュニケーション
会社などで身だしなみを厳しく言われている人も多いかもしれません。
あまりに規則でガチガチだと、確かにウザいと感じることもあるでしょう。
しかし、仕事を行う際に説得力を持ったり、相手から不要なマイナス印象をもたれないためにやっていることも多いです。
これは恋愛でも同じで、好きな人にアプローチするにしても例えば相手が好きな服装のタイプや髪型にするだけでも好感度は上がります。
ちょっとしたことですが、そのちょっとしたことが結果に大きく影響することもありますので、しっかりと意識して改善していくといいでしょう。
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