就職活動や転職活動などを行う時、コミュニケーション能力が劣っている「コミュ障」だと悩んでいる人も多いです。
しかし、コミュニケーション能力は鍛えれば誰でも一定水準までいきますし、現時点でコミュニケーション能力が高い人は子ども時代や学生時代から鍛えられる場にいたり、経験を多く積んでいるから高いのです。
では、具体的にどういうことをすればコミュニケーション能力は鍛えられるのでしょうか?
今回はコミュ力の鍛え方を紹介しますので、これを機会にコミュ障から卒業しましょう!
コミュ力は使わないと衰える
これは僕が仕事を辞めて1年くらいニートをしていたことでわかったことなのですが、人は誰かと話す機会がないとコミュニケーション能力が落ちるということです。
仕事なら嫌でも一緒に働いている上司や同僚と話しますし、お客さんと会話することもあります。だから、コミュニケーション能力はある程度維持できます。
しかし、仕事を辞めてほとんどを家で過ごすようになった後、かなりコミュニケーション能力が落ちました。パッとフレーズが浮かばなかったり、思ったことをうまく表現できかったり、言いたいことが言葉にして出ないということがあったのです。
ですので、割とひとりでいるのが好きだったり、大人しくて自己主張をしないタイプの人は、今話したような状況になっている可能性があります。
それを回避するためにも、毎日ちょっとしたことでもいいので誰かと話す機会を自分で作るようにしましょう。
お店の店員さんとかに一言話しかけるとかでも全然OKです。
飲食店に行って注文を頼む時、「○○さん(店員さんの名前)のオススメって何ですか?」とか聞くのもいいですね。別に聞いたからといってそれを注文する必要はありません。
とにかく言葉を発して、誰かと会話をする。それが大切です。
接客業で働いてみよう
これは社会人は難しいかもしれませんが、学生ならアルバイトを接客業にしてみるという方法が有効です。
最初はかなり大変ですし、辛いとかキツイと感じることも多いですが、半年くらいしていればかなりコミュニケーション能力がアップします。
僕自身も最初に選んだアルバイトは接客業でした。最初は嫌だなと思うことも多かったですが、思わぬ才能にも気づけたので今思うとやってよかったなと感じています。
店員さんの接客態度から学ぶ
「人の振り見て我が振り直せ」という言葉がありますが、逆に店員さんの接客を見て学ぶという方法もあります。
何かしらお店を使う場面はあると思います、コンビニなら1日に1回は行くでしょうし。
その行ったお店の接客を観察して、「こういう態度の店員はむかつく」とか「ガンガン来られるのは嫌、この接客をうざい」とか「いい距離感を持って接してくれるのは個人的には評価高い」というように、独断と偏見で点数化してみてください。
そして、自分が「これはないわ」「この接客されたら二度と来ない」というようなことはしない、逆に「これは好感度高い」と思うようなものは自分のコミュニケーションに取り入れていく、そうすれば自然と前よりも良くなっていますよ。
筋トレと一緒、あせらずじっくり!
コミュニケーション能力は筋トレみたいなもので、意識して鍛えていくことで少しずつ上達していきます。
特に今は学歴は一定以上あれば、後はコミュニケーション能力を重視する世の中になっていますので、自分で意識して鍛えていけば今後の人生に大いに役立ちます。
最初は大変だし、自分でやっていて違和感を覚えるかもしれませんが、それも少しずつ馴染んで、今までとは違う自分になれていくので、焦らずじっくりとやっていきましょう。
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