就職活動をするにしても転職活動をするにしても、「自分の長所は何だろう?」と悩むことはありますよね?
自分をPRしていく中で「自分の長所」「自分が何ができるか」というのを知っていれば、それだけ武器が増えるわけですから、長所を理解しておくことは大事です。
しかしながら、僕も含めて多くの人は短所を聞かれると「あれと、これと、それと・・」と出てくるものの、長所を聞かれると「別に何か優れたものなんてないし・・」「あれはちょっと自信あるけどうまい人はたくさんいるし・・」と思ってしまいます。
そして「長所なんてない・・」「これは長所と言ってもいいのだろうか?」と不安になってしまいます。
ですので、今回は自分自身の長所についてお話していこうと思います。
自分の長所が見当たらない時
もし自分の長所がないと思ってしまった場合ですが、「あなたには何ひとつ長所はありません」という人はいません。必ず何かしらいいところがあります。
もちろん、他人と比べたら負けるかもしれないし、大したことはないかもしれません。でも、周りの人からすると「ここは良いところだよ」というところはあります。
そして、それを見つけるためには人と積極的に関わるしかありません。
人によっては「他人と接するのは苦手で」とか「人と関わると疲れる」という人もいるでしょう。
実は僕もそのタイプです。
ですが他人と関わって、時に人から頼まれたことをやっていくことで、自分では気づかない長所を見つけることができます。
というのも、長所というのは「自分が知っているもの」と「他人が知っているもの」があるからです。
「自分には長所がないんだ・・」と言う人は、「自分が知っている長所」の中で判断します。そして、他人と比べて劣っていると感じるから「長所なんてない」と思ってしまいます。
しかし、「他人が知っている長所」は自分はそれに気づいていないけど、他人が気づいているもの。そして、他人が良いと思っている点なので、より客観的に見た長所となりやすいです。
例えば、口下手な人やアドリブが利かない人に司会役を頼んだりしないですよね?
司会を頼まれるということは他人から見て「この人は司会ができそうだ」と思える何かがあるからです。
もちろん、場合によってはその人が期待していたレベルではないかもしれませんが、「できそうだ」と思われるということはその才能の片鱗があるのは事実。
あなたは「もっと適任がいるよ」と思ったとしても、他人からすると「だからあなたに頼んだんだ」わけです。
ですので、それがあなたの長所の可能性は十分にあります。
掛け算で長所を作っていく
長所というのは何も1つのことだけを表すのではありません。
たった1つのことでずば抜けており、それが個性や誰にも負けない長所となる場合、それはもう才能と呼びます。
しかし、僕らが必要な長所はそこまでのものは要求されません。
例えば、「絵が描ける人」がいるとします。
まぁ、得意な人や上手な人はいくらでもいますが、描けない人からすれば描けることは長所です。
その人が「動画を用いてアニメーションにできる」としたらどうでしょう?
たぶん、15秒くらいの動画でも絵が描ける人の中でもグッと対象が狭まると思います。
100人いたら10人もいないのではないでしょうか?
動画を作れる人もいますが、自分で絵を描ける人というのも同じように多くないです。
このように「絵×動画」という掛け算により、一気に長所として抜きん出る特徴を作り出すことができるので、単体で見た時に長所がなかったとしても複数の掛け算で長所を作り出していくというのを考えてみましょう。
もちろん、適当に組み合わせても意味がないので、きちんと何か形になるものを組み合わせるのがいいですね。
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