多くの人は「やりがい」を求めているとは言いませんが、「やりたい仕事」は求めているような気がします。
「こういうことがやってみたい」という思いはあっても、現実的に実際にやりたいことができる仕事に就いている人は圧倒的に少ないはずです。
どうしても生活に必要なお金を稼ぐために、夢みたいなことは横に置くという考えになってしまいますし、それが悪いとも僕は思いません。
ですが、せっかく人生の大半を費やすのが仕事である以上、できることなら本当にやりたい仕事に就いて、充実な日々を過ごしていきたいと考えてもおかしくないはずです。
ですので、今回はやりたい仕事の見つけ方をお話していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
「好きなこと」と「得意なこと」を明確にする
好きなことか得意なことを仕事にすると、ストレスがかかる度合いが減り、充実度が増します。
そのためにはまず思いつくものをできるだけたくさん書き出して、自分の中での好きなものと得意なものを見つけていく必要があります。
また、好きなものや得意なものと仕事が直接的な関係があればベストですが、間接的な関係がある時も候補に入れておきたいです。
例えば「料理が好き」「食べるのが好き」という場合、パッと思いつくのは「料理人」でしょう。
料理人は直接的な関係のあるものですが、間接的な関係のあるものだと「フードコーディネイター」「フード系のライター」「フード系のカメラマン」「管理栄養士」「料理教室の先生」などが浮かんできます。
このように自分が好きなものや得意なものと仕事を絡める時にどうしても直接的に考えてしまいますが、間接的に考えることで仕事の幅や選択肢が広がります。
「やりたくないこと」「苦手なこと」を明確にする
これは先ほどのアプローチとは真逆で、とにかくストレスになることを徹底的に避けることで人生のクオリティを上げるというやり方です。
やりたくないことや苦手なことを回避できるだけでもかなりストレスが減らせますし、気持ちに余裕ができます。その状態でする仕事は最初は興味がなかったとしても、やっていくうちに楽しさや面白さを見出すことができるかもしれませんよ。
とにかくたくさんの仕事を経験してみる
これは現在学生ならばさらに有効なやり方ですが、色々な仕事を経験することで「好きなこと」「嫌いなこと」「得意なこと」「苦手なこと」が見えてきます。
1つしか経験したことがない人と10個経験したことがある人では、やはり見える世界は違いますし、比較対象があることでより具体的に「自分に向いているものは?」と考えることができます。
社会人の場合はホイホイと仕事を変えるということは難しいので、その代わりに転職活動をするのをオススメします。
転職フェアに参加したり、色々な職種の人と話すことで、新しい発見があります。
実際に転職をしなかったとしても履歴書と職務経歴書を書くことで、今までの自分の棚卸しになり、強みと弱みを再確認することができます。
もし実際に転職活動をするなら、よりリアルに色々なことがわかります。
どうしても頭だけで見つけようとしてしまいますが、実際に面接などを通じて肌感覚で体感した方がよりくっきりと見えてきますので、ずっと頭の片隅に残って悩んだり迷っているのであれば、実際に行動してみるのをオススメします。
この記事へのコメントはありません。