サークルにしろ、会社にしろ、どんなコミュニティだろうと、そこに入ると先輩や上司という人がいます。
その中には後輩や部下から好かれる人もいれば、嫌われる人がいて、そこには決定的な違いがあるのを知っていますか?
そして、今これを読んでいるあなたが先輩や上司の立場であるならダメな部分は改善していってもらいたいです。
また、逆にこれからサークルや会社などのコミュニティに入る立場だとしても、時間とともに先輩や上司となるわけですから「こうならないようにしよう」と日々心がけていってもらいたいです。
好かれるか嫌われるかは接し方で決まる
好かれるか嫌われるかの分かれ目は色々ありますが、「接しにくい」「話しかけにくい」と思われると一気に接する機会がなくなります。
相手が敬遠して避けていると感じるわけですから、「あいつが俺のことを嫌いなら、俺も無理して話かけることもないか」となってしまいます。
その結果、ちょっとした勘違いから始まったすれ違いが大きな溝となっていくでしょう。
そうならないためにも普段から積極的に挨拶をしたり、話しかけたりし、プライベートなところに突っ込まなくても世間話をするなど、気さくな態度で接することを心がけていきましょう。
注意や叱責の仕方で好きか嫌いかが分かれる
いくら気さくに接していたとしても、時にはきちんと叱ることも必要です。
どうしてもやってはいけないミスなどがあった際、そこでナアナアで終わらすよりも、きちんと注意をし、改善を促すような話をしないと、他のメンバーからの信用を落とします。
ただ、その叱り方で好かれるか嫌われるかが決まりますので、ここもかなり神経を使っていかないといけません。
特に自分の感情だけで説教をすると嫌われます。
人は自分の見た世界を全てだと思ってしまうので、ある一面を切り取った部分だけで判断してしまいがちです。
例えば仕事をしていてたまたま先輩が通りかかり、「あの件、どこまで進んでる?」みたいに話しかけられたとしましょう。
「いやー、なかなか進んでいなくて」
「最近、彼女できたからって浮かれてるんじゃないの?」
「そんなこと言わないでくださいよー(笑)」
と1分もしないような会話をしていた時に、上司が来て「口ばっかり動かさないで、手を動かせよ」と言われたらどうでしょう?
「いや、そこだけ見て言うなよ!」って思いませんか?
この場合、話している内容に関しては仕事に関連するものです。そこにちょっとした世間話というか冗談チックなやり取りがあっただけ。
ところが上司は「談笑しているその場面だけ」を見て、サボっていると判断したわけです。
そりゃ、頭ごなしに一方的に非難された側としたらイラッとしますよね。
他にもあなたがやった時は「そんなことやるな」と言うくせに自分はそれを平然としてやっている、なんて時も「なんだ、こいつ?」となります。
誰だって完璧な人間ではないけれど・・
もちろん、先輩や上司であっても完璧な人間ではないので、そういった矛盾は出てきますが、「相手の意見を聞かずに、自分の意見だけを押し通そうとする人」はやはり嫌われます。
あとは先ほども話しましたが、「一方的に感情で話す人」も距離を置かれます。
ですので、一番に気をつけるべきは「自分の立場だけでなく相手の立場も考えて、その上で発言したり、伝えることができるか」です。
ここができていれば、嫌われる可能性はグーンと減らせますよ。
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